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Microsoft Azure Stack POC TP2 を試す ~ その1 必要なものを準備する

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Microsoft Azure Stack POC (Proof of Concept)TP2 を試した時のメモを残していきたいと思います。初回は、インストール…の前に必要となるものの準備です。

MAS のインストールに必要なもの

MAS(Microsoft Azure Stack)POC TP2 のインストール及び評価に必要なものは、ざっくり以下の 2 つです。

  • 要件を満たしているハードウェア
  • 上記ハードウェアを接続(設置)するネットワーク環境
  • Azure Active Directory のアカウント

MAS のハードウェア要件

MAS のハードウェア要件(シングルノード構成の POC TP2 向け)については、以下に記載されています。

ざっくりまとめると以下の通りです。

  • 2 CPU 搭載で、最小 12 物理コア(1 CPUあたり 6 コア)(推奨は、2 CPU で 16 物理コア以上)
  • 最小 96 GB メモリ(推奨は 128GB で、PaaS をテストする場合はより多く(144 – 256 GB)のメモリがあったほうが良い)
  • OS 用に 200GB 以上のディスクを 1 本
  • データ用に、最小 140GB (推奨 250GB)以上のローカルディスクを 4 本
  • データ用のディスクは MPIO 等を使用しないこと
  • RAID コントローラを使用しない(推奨)か、RAID コントローラを使用する場合は各ディスクをパススルーする構成、又は物理ディスク 1 本のみの RAID0 ボリュームとして構成すること
    ※要するに、RAID でディスクを束ねたりせず、物理ディスクをそのまま OS へマッピングすること
  • SLAT がサポートされ、Hyper-V を利用できること
  • Windows Server 2012 R2 の認証ロゴを取得している NIC(1ポート)
    ※現状では、Teaming には対応せず、1 つの物理 NIC のみ使用
  • BMC などで、リモートからコンソール(画面)を操作できること
    ※物理的なディスプレイやキーボードでもよいが、通常はリモートに設置すると思うので。

尚、インストールを開始する前準備として、用意したハードウェアに Windows Server 2016 (評価版でも可)をインストールし、起動しておく必要があります。(おそらく、Windows Server 2012 R2 でも OK だと思いますが、未検証です。)

ネットワーク構成

上記の通り、MAS POC TP2 のハードウェアは、シングル NIC のみで外部と接続されます。

  • サーバーと(対向)スイッチとの接続は、単一ポートのみとなります。
  • スイッチ側でアクセスポート又はトランクポートに設定されたポートへサーバーを接続可能です。トランクポートの場合は、VLAN タグの情報(どの VLAN 番号を使用するか)をインストール時に指定する必要があります。
  • IPv4 のみがサポートされます。IPv6 は利用できません。
  • 予約されたサブネットの IP は利用できません。(後述)
  • ホストが接続されるセグメントに DHCP サーバーが無い場合(追加のアドレスを取得できない場合)、ホストの IP 以外に追加で一つ、NAT 用の IP アドレスが必要です。(MAS 内部の VM が外部と通信する際に使用。DHCP 利用の場合は DHCP 経由で払い出されたアドレスを勝手に使用します。)
    ※静的 IP アドレスを使用した場合、インストール後 10 日以内に追加の構成が必要です。
  • Azure Active Directory と通信を行うため、インターネット接続が必要です。

MAS 内部で使用するために予約されている(利用できない)サブネットは、以下の通りです。

  • 192.168.200.0/24
  • 192.168.100.0/27
  • 192.168.101.0/26
  • 192.168.102.0/24
  • 192.168.103.0/25
  • 192.168.104.0/25

Azure Active Directory の要件

MAS POC TP2 は(主にサービス層の)機能を利用する上での認証に AAD (Azure Active Directory)のアカウントを使用する為、AAD でアカウントを作成する必要があります。

マイクロソフトアカウントでの認証(ログイン)は、MAS ではサポートされていない為、既存又は新規の AAD ディレクトリでアカウントを用意する必要があります。POC においては、新規のディレクトリを作成し、その中で仕事用のアカウント(Work or school account)としてアカウントを作成すると良いかと思います。(専用のディレクトリにしておくと、すぐに捨てたり再構成できるため。)独自ドメインである必要はなく、AAD で新規にディレクトリを作成する際に標準で利用可能な onmicrosoft ドメインのディレクトリで問題ありません。

AAD のアカウントを用意していない(持っていない)場合は、有効な Azure Subscription があればディレクトリを作成できます。評価用のサブスクリプションでも問題ありません。AAD は評価期限後も利用できます。但し、評価期限が切れると新規のディレクトリ作成はできないため、その場合は有効なサブスクリプションが必要です。

AAD の新規ディレクトリ作成については、次回へ続く。

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Written by kazu

2016/12/18 @ 23:00

カテゴリー: Microsoft Azure, Microsoft Azure Stack

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