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Windows Azure PowerShell を使用する前に(初期構成)

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Windows Azure PowerShell を使用すると Windows Azure を PowerShell から操作できるようになります。Windows Azure のインストールは数ステップで完了しますが、使用する前に、何点か準備(初期設定)が必要です。

  • Windows Azure PowerShell をインストールする
  • PowerShell でスクリプトを実行できるようにする(Execution Policy の変更)
  • Windows Azure 管理用の設定ファイル(構成ファイル)を用意する

Windows Azure PowerShell をインストールする

Windows Azure PowerShell をインストールしていない場合は、Windows Azure のサイトからモジュールをダウンロードしてインストールする必要があります。詳細は、Windows Azure PowerShell をインストールを参照してください。

PowerShell でスクリプトを実行できるようにする

Windows Azure PowerShell に含まれるスクリプトを実行できるよう、PowerShell の実行ポリシー(Execution Policy)を変更する必要があります。普段から PowerShell を使用している場合は、Execution Policy を RemoteSigned などに変更済みだと思いますが、その場合は改めて変更する必要はありません。

PowerShell の実行ポリシーを変更する場合は、PowerShell を管理者権限で起動して Set-ExecutionPolicy コマンドレットを実行します。

PS C:\Windows\system32> Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

実行ポリシーの変更
実行ポリシーは、信頼されていないスクリプトからの保護に役立ちます。
実行ポリシーを変更すると、about_Execution_Policies
のヘルプ トピック (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=135170)
で説明されているセキュリティ上の危険にさらされる可能性があります。
実行ポリシーを変更しますか?
[Y] はい(Y)  [N] いいえ(N)  [S] 中断(S)  [?] ヘルプ (既定値は "Y"):

PS C:\Windows\system32> Get-ExecutionPolicy -List | ft -AutoSize

        Scope ExecutionPolicy
        ----- ---------------
MachinePolicy       Undefined
   UserPolicy       Undefined
      Process       Undefined
  CurrentUser       Undefined
 LocalMachine    RemoteSigned

 

Get-ExecutionPolicy で RemoteSigned と表示されれば問題ありません。なお、グループポリシーで実行ポリシーが設定(制御)されている場合、ローカルポリシーを RemoteSigned に設定してもスクリプトを実行できない場合があります。(グループポリシーの設定が優先されますので、グループポリシー側で実行ポリシーが Restricted に設定されていると、スクリプトを実行できません。)この場合は、ドメインの管理者に設定を変更してもらう必要があります。

Windows Azure 管理用の設定ファイル(構成ファイル)を用意する

Windows Azure PowerShell から Azure の管理を行う場合、管理用の構成ファイルが必要となる場合があります。構成ファイルには、サブスクリプションの情報が含まれています。

構成ファイルは手動で作成する必要はありません。構成ファイルは Web (Azure 管理ポータル)からダウンロードできます。ダウンロードページへアクセスするには、Windows Azure PowerShell を起動し、Get-AzurePublishSettingsFile コマンドを実行します。(この操作には、管理者権限は不要です。一般ユーザー権限で起動した WIndows Azure PowerShell から実行できます。)

azure-powershell-201312-10azure-powershell-201312-11

Get-AzurePublishSettingsFile

Web ブラウザーが起動し、構成ファイル(サブスクリプション ファイル)のダウンロードページが表示されます。構成ファイルは一度ダウンロードすれば、(同じサブスクリプションを使用する限り)同じものを使用できます。

構成ファイルを読み込むには、Import-AzurePublishSettingsFile コマンドを使用します。

Import-AzurePublishSettingsFile '<構成ファイルのパス>'

# (例)
Import-AzurePublishSettingsFile 'C:\PowerShell\無料評価版-12-8-2013-credentials.publishsettings'

# 確認
Get-AzureSubscription

SubscriptionName           : 無料評価版
SubscriptionId             : ********-****-****-****-************
ServiceEndpoint            : https://management.core.windows.net/
ActiveDirectoryEndpoint    :
ActiveDirectoryTenantId    :
IsDefault                  : True
Certificate                : [Subject]
                               CN=Windows Azure Tools

                             [Issuer]
                               CN=Windows Azure Tools

                             [Serial Number]
                               ********************************

                             [Not Before]
                               2013/12/08 14:41:17

                             [Not After]
                               2014/12/08 14:41:17

                             [Thumbprint]
                               ****************************************

CurrentStorageAccountName  :
CurrentCloudStorageAccount :
ActiveDirectoryUserId      :

 

一度構成ファイルをインポートすると、設定が保存されます。次回 PowerShell 起動時は構成ファイルを改めてインポートする必要はありません。特に指定しない場合、Get-AzureSubscription で表示されるサブスクリプション設定のうち、IsDefault プロパティが True となっている構成ファイルが自動的に使用されます。(複数の構成をインポートしておき、Select-AzureSubscription で選択して使用することもできます。)

補足

(スタート画面・スタートメニューに登録された) Windows Azure PowerShell ではなく、通常の PowerShell から Windows Azure PowerShell のコマンド群を実行したい場合は、Azure モジュールのモジュールマニフェストファイル(psd1 ファイル)をロードします。

Import-Module 'C:\Program Files (x86)\Microsoft SDKs\Windows Azure\PowerShell\Azure\Azure.psd1'

上記のコマンドを実行することで、Azure モジュールに含まれるコマンドを実行できるようになります。なお、PowerShell 3.0 移行の場合、インポートしていないモジュールのコマンドも入力補完や実行ができ、コマンドを実行した段階で自動的にモジュールがインポートされます。(ので、多くの環境では上記のコマンドを実行することなく、透過的に Azure コマンドを実行できます。)

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Written by kazu

2013/12/05 @ 23:02

カテゴリー: PowerShell, Windows Azure

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